正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
そう言ってくれた茉莉花とは裏腹に歓声はどんどん大きくなっていく歓声。
つまりどんどん私達のクラスに近づいているということで。
私は思わず茉莉花の後ろに隠れました。
そんな私を見て笑ってる茉莉花とクラスの子達。
「……もし仮に来たとしてもあたしが花鈴の事は隠してあげる」
「……茉莉花」
「バラしてでも守るから安心して」
「え、でもそれは茉莉花が困るでしょ⁇」
「良いのよ、もともと隠し通せるなんて思ってないから」
………軽く笑ってます。
「ま、ある意味良くここまでバレなかったなーって思うくらいだし」
………皆さんに説明すると、今は6月の半ばなのです。
「花鈴との会話で出さなきゃいいだけの方が楽かもね」
サラッと酷いことを言われた様な⁇
まあ、茉莉花なので良いですけどね。
「「………お、おはよう」」