正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜



《彼の体質ね》




《そう、コイツ多分親父達と同じタイプだと思う》




《それは、私も思う。そうなると危険になる可能性があるよね》




《ああ、それにさっき俺たちといる時に襲われてるしな》




《分かってはないみたいだけど、見られてるものね。調伏してるとこを》




《……どうすっかな〜》




なんて郁斗と相談してるうちに家に着いてしまった。





因みに念話中の郁斗に色々とさっきの事を聞いてる五十嵐くんだけど。





郁斗はコッチに頭を回転させてるらしく、ほとんど生返事しか返してません。





そんなだったからか。





「おい、郁斗‼︎お前生返事ばっかだぞ⁇」




郁斗に詰め寄ってます。





「あ、ああ。悪い涼哉」




……本当に思ってるのかな、郁斗は。





《やべ、どうしよう‼︎花鈴、どうする⁉︎》




《五十嵐くんが危険に晒されるよりは話した方が良いんじゃない⁇》





それに私は何故か朝の時点で、彼に『覚悟してね⁇』とか言われてますし。



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