正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜



「あ、まだ言ってなかったわ。花鈴も郁斗もおかえりなさい」




「「ただいま……」」




私も郁斗も諦めた。





駄目だ、完全にこの人、忘れてる。





「因みに今日の夕飯は2人の大好物のクリームシチューよ♪」




お母さんはそう言うと。





「さて、作らなくちゃ♪」




と家に入ってしまった。





……言いたい事だけ言って逃げたな〜‼︎





「………せ、せっかく郁斗が話だそうとしてたのに」




「全部ぶち壊していきやがった………」




私達はガックリと膝をつく。





私達のやり取りを見ていた五十嵐くんはと言うと。





「………お前ら2人ってもしかして兄弟⁇」




……バ、バレた。





私達が隠して来た秘密に気付いた様です。





まあ、お母さんにああやって言われてたら分かるよね、普通。





ああ、遂に高階花鈴、隠してた事が学校の王子様にバレてしまいました……。




< 65 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop