正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜



紅葉さんが用意してくれたお茶とお菓子を持って郁斗の部屋に戻ると。





「花鈴ありがとな」




そこには、随分とくつろぐみんなの姿が。





「いいえ〜、紅葉さんがお菓子まで用意してくれたよ」




「さすが、紅葉さん」




「「くれはさん⁇」」




2人の質問はとりあえず、スルーするとして。





「葵、葉。髪の毛引っ張らないでよ〜」




さっきから髪を引っ張る葵達にやめるように言う。





「葵、いつもの花鈴の方が可愛いし好きだぞ」




「かりんちゃん、かわいい」




「分かったから。変装解くのはもう少し待って⁇」




そう言えば、渋々といった感じで止めてくれた。





「さてと。何から説明するか」




「五十嵐くんは何から知りたい⁇」




私が座ったのを見て、郁斗が話し始める。





「じゃあ、何で2人は家族だって隠してたんだ⁇」




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