正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
すると、ポンッ‼︎と音がして葵が降ってくる。
「花鈴、大丈夫か⁇」
「葵、ごめん。お願い」
心配する葵にお願いすれば。
「葵、花鈴の為なら幾らでも治すぞ‼︎」
嬉しい事を言ってくれる葵は私の傷を負った部分を全て癒してくれる。
あっという間に擦り傷くらいまでに治る。
「……葵、ありがとう。もう大丈夫」
「擦り傷くらいにまだ残ってるぞ⁇良いのか⁇花鈴」
「うん。ここまで治してくれればあと数日で完全に無くなるから大丈夫だよ」
葵に微笑んでお礼を言う。
「葵、心配したぞ‼︎」
「葵も葉もごめんね⁇でも、ありがとう」
「花鈴、良かったぁ〜……‼︎平気なのね」
茉莉花に笑いかける。
「うん。全っ然大丈夫♪これ位余裕よ⁇」
「もう、ハラハラさせないでよね⁉︎」
「うん。ごめんね⁇」
「……花鈴様、余り無茶をなさるとご主人様に怒られますよ⁇」
「ふふ、確かに。郁斗に怒られちゃうね⁇桜、鈴もありがとね」
郁斗の守護獣である桜達にもお礼を言う。
「……さてと。帰ろっ♪」