雷神×最強姫?!~最強かっぷる~
俺は蓮にれんらくする。
大事な姫を殺されたもんだろう。
俺は殺した分類に入るやろな。
仕方ないか...。
携帯を持って蓮にかけた。
あんなクールで俺様でも仲間思いで案外優しい蓮は、すぐに出てくれる。
蓮「...なんだ?」
この声を聞けなくなんのか?
尚也「ごめ...どない、しょ」
俺の声に震えてたのがバレたのか、蓮の声は真剣さを求めた。
蓮「何があった?」
尚也「...っ」
蓮「...尚也?」
尚也「ごめっ...」
謝ってばかりいる俺に蓮はとうとうきれた。
蓮「...チッ。謝ってばかりじゃわかんねぇ。
何が起きた。言え」
尚也「俺のわがままでッ...瑠愛が
自殺しよった...!!!!!!」
蓮「......んだと?」
ごめんな、蓮。
訳は病院で話すから。
俺を殺してもええ。
殴り殺せ。
殴り殺してくれてもええよ...
蓮「...瑠愛が自殺、だと?」
尚也「ごめん...ッ」
蓮「謝ってちゃ何も始まんねぇよ!
瑠愛を病院へ、はこべ!
今すぐだ!わかったな」
尚也「ああ!」
そう言って切れた電話。
俺は血を流してる瑠愛を抱き寄せて
バイクにのせた。
信号も無視してひたすら走り続けた。