雷神×最強姫?!~最強かっぷる~




俺は蓮にれんらくする。


大事な姫を殺されたもんだろう。


俺は殺した分類に入るやろな。


仕方ないか...。


携帯を持って蓮にかけた。


あんなクールで俺様でも仲間思いで案外優しい蓮は、すぐに出てくれる。


蓮「...なんだ?」


この声を聞けなくなんのか?


尚也「ごめ...どない、しょ」


俺の声に震えてたのがバレたのか、蓮の声は真剣さを求めた。


蓮「何があった?」


尚也「...っ」


蓮「...尚也?」


尚也「ごめっ...」


謝ってばかりいる俺に蓮はとうとうきれた。


蓮「...チッ。謝ってばかりじゃわかんねぇ。


何が起きた。言え」


尚也「俺のわがままでッ...瑠愛が





自殺しよった...!!!!!!」





蓮「......んだと?」


ごめんな、蓮。


訳は病院で話すから。


俺を殺してもええ。


殴り殺せ。


殴り殺してくれてもええよ...



蓮「...瑠愛が自殺、だと?」


尚也「ごめん...ッ」


蓮「謝ってちゃ何も始まんねぇよ!


瑠愛を病院へ、はこべ!


今すぐだ!わかったな」


尚也「ああ!」


そう言って切れた電話。


俺は血を流してる瑠愛を抱き寄せて


バイクにのせた。


信号も無視してひたすら走り続けた。





< 150 / 395 >

この作品をシェア

pagetop