雷神×最強姫?!~最強かっぷる~
私は銀色の髪に血のように真っ赤な瞳を
持ったやつに瞳を奪われた。
目を少しかすめる前髪の奥には冷めた瞳が私を捉えていた。
…無表情で。
健吾「ひょ~!!瀬戸沢 千景だ…。」
それが千景との出会い。
瑠愛「…千景?」
ミサキ「知らねぇのかよ!瑠愛!
瀬戸沢千景はなぁ~
噂なんだけどよ…
この黒来で一番強いんだよ。
だけど、何故か総長にはなりたくないらしくてな。
…去年もここで能力テストが行われたんだ。
ここの能力テストは素手で喧嘩する」
私はここでほっとした、
素手での、喧嘩なら得意中の得意だから。
でも…次のミサキの発言で私は一気に固まってしまった。
ミサキ「黒来の能力テストは幹部1人と新入り1人ずつ勝負する。
で、その時の相手は瀬戸沢千景。
無表情で新入りを倒してくなか…
新入り
1人
死んだらしいよ」
死んだ…?
瀬戸沢千景が殺したの?
もう一度やつをみる。
瑠愛「…は」
瀬戸沢千景は紛れもなく私を無表情で捉えていた。
それを知らないミサキは私の耳元で「噂だけど」と付け加えた。