雷神×最強姫?!~最強かっぷる~







暫く会話をしてると



蓮「おい」



と蓮の低い声があった。



私は蓮の膝に載せられてるわけで…


後ろを向かなきゃなんない。


だから 後ろを向くと蓮の吸い込まれそうな瞳と至近距離だ。


近くで見るとますます、かっこいい蓮。


って…!!ちがくて!!


瑠愛「んー」


恥ずかしさが
伝わらないように
適当に返事すると



蓮「瀬戸沢千景とは 知り合いか?」


ドキッ…


瑠愛「っ……初対面だけど」



私はうそをつく。
ごめんね。
蓮。

今は 言えないよ。
いつか 言う。
一番信じてる人に
一番知られたくない過去を
伝える勇気を
ください。

神様…─




いるなら
いるなら




一番“信じてる人”に
一番“知られたくない過去”を
“伝える”事こそが
本当の“勇気”なのにね。






どうか



その勇気を…




私に与えてください。











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