雷神×最強姫?!~最強かっぷる~




そう 心へと決めながら、蓮の背中に顔を埋めた。

瑠愛「好きだよ…蓮」


私の小さな声はバイクの爆音とともに、
消えていった─…。


そう、確かに。
確かに…消えていったんだよ。


私の幸せが、
人を信じるこの幸せを、
奪っていく日が来る。


私の真っ黒な闇の中に些細な光をくれたのに、
その、ちいさな光は闇に消えていった。



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