《短》君の笑顔に
私は幼なじみの愛の所へむかった。

「八イ。忘れモノよ」

そう言って渡されたのは…

「あ。……」

「楓が慌ててたわよ?」

………私のお弁当だった。

「………ありがと」

「まったくよ。フフッ」

楓は私の双子の弟。

愛と付き合っている。

……ラブラブすぎるくらいに。

「ま、いいさ。今日楓借りるね~」

「……いつものコトでしょ?

良いよ。私の家。

………部屋に居るから。」
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