フェティシズム



「俺にも貰える?」


背後から貴方の声


「甘いわよ」


グラスを差し出すと…素通りして私の唇を奪う。


軽く啄むようなキスを繰り返し…


そっと舌を滑り込ませ私の口腔を貪っている。


「ゥ…ゥ…ハァ~」


知らず知らずに私の唇から声が零れ落ちる。


「ん、甘い」


「馬鹿」


わざとらしく私の唇を舐め


「スカーレットよりお前の方がよっぽど淫らで甘い。ふぅ~少し酔ったかな」


耳元で囁く。


そのセクシーなハスキーボイスに私の体は疼く。






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