フェティシズム
「色っぽいよな。絶対にそんな顔を他の奴に見せんなよ」
「ば~か!」
今度は私が覆い被さり、啄むようなキスを繰り返して
「君こそこんな色っぽい顔を他の女性に見せちゃ駄目なんだからね」
「それこそば~か」
再び私に覆い被さり指で私の目や鼻や唇を辿り唇を重ね甘く口腔を犯す。
ねぇ、いつからこんなに君に囚われるようになったんだろうね。
君の笑顔が気になり、君の真面目な顔に胸が高鳴り、君の怒った顔にドキッとして、君の悲しそうな顔に胸が痛み…今では君の全てに惹き付けられてる。