〜体育館の音〜
「ぅヴ、、分かんないよお…。好きなのに、大好きなのに…避けちゃうんだもん…。」






髪をぐちゃっとして泣く私
もう17なのに子供のように泣きじゃくる。






そんな私を桐山はぎゅってしてくれた。




「良かった〜。避けられたかと思ったぁ〜。」



ってゆーんだもん…。







「桐山すき…」




「だいすき…」




泣きじゃくる私はそれしかでない。





桐山は
「うん。知ってる。」


っていつもと同じように肩をたたいてくれた。




次の瞬間、



ゆっくりゆっくり




やさしくて






とっても甘い






あたしの初めての





キスをした。
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