れぷりか






 ─ ─ ─




「‥…‥‥」



「………」



「咲希ちゃん!
実はね、紹介したい人がいるの。」




‥何がなんだか、わからなかった。

蝉の鳴き声が、やたらうるさく感じた。



暑い夏の放課後。

美希と付き合いだして数日
紹介したい人がいると言われて連れて来られたのは、あの図書室で


目の前には美希と同じ顔‥





‥えっ!?

頭の中は、パニックだ。



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