れぷりか



「どうも‥片瀬 宏幸です。」
とりあえず、笑うしかなかった。



「私達ね、付き合ってるの。
咲希ちゃんにはちゃんと報告しておきたくて。」


そう言うと
美希は眩しいくらいの笑顔で、彼女を見つめた。





美希と同じ顔をした、その子を見て

俺ははじめて
とんでもない勘違いをしていた事に気づく。

< 75 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop