尻尾を振るオォカミと引きこもりタヌキ
寒い冬の夜…
結子はやっぱり、再び悩んだ
。
10分位して和生がワゴンRに乗って来た。
「お待たせ~。さぁ~、乗って。」
結子は少し緊張しつつ、開き直りでその車に乗った。
「さぁ~、何処に行こうかぁ~!!」
地味にテンションアゲアゲの和生。
地味にテンションサゲサゲの結子。。。
「 呑みに行く?」
「まぁ~たまた、凜ちゃん(源氏名しか知らない和生)。2人は愛しあってるんだから!!
ホテルに決まってるしょー」
.....
やっぱ帰りたい…
結局ホテルまで行って、部屋まで行ってしまった結子。
結子がコートを脱いで服のままで寝ようとすると…
「え~、そのままで寝るの~?服ぐらい脱ぎなよ。あ~、何かする思ってるでしょ~。大丈夫!!明日ボク仕事早いから…」
そう言って和生はホテルのアラームをセットした。
...
地味にこの人ホテル慣れしてる?
まぁ~いいか。
結子は下着姿になって和生のいるベッドに入ってしまった。