尻尾を振るオォカミと引きこもりタヌキ
駐車場に行くと…あれ???





カズキ君の車が無い???



プップーッ!!

???クラクションの鳴った車を見ると…



サーフに乗った和生!!!




さっきと車違う…



助手席のドアを開け、車に乗る結子。

「あれぇ~?車違うね。さっきの車は…?」




「さっきの車はお母さんの。街とかに出る時なんか駐車代安いから借りるんだ。」


ふ~ん、そぉ~なんだ…



「ところで凜ちゃん、今ボクが電話して渡すから『ヤス子ちゃん居ますか』言って居たら替わってくれない?はい」


携帯を渡されて…

「もしもし、ヤス子さん居ますか?」

携帯、はい。


えっ?なんなんだぁ~? イマイチ意味解んないんだけど×××


和生が『ヤス子』って女と電話していても聞き耳をたてない結子。



和生が電話終わって…

「よし、焼肉食べに行こう~!!!」



「ねぇ~、さっきの彼女?」


「うん、そう。」


「今日、彼女仕事休みだったんでないの? ウチじゃなくて彼女と焼肉食べに行けば良かったんでないの?」


「い~いの。ボクは今日、凜ちゃんと焼肉食べに行きたいの!!」



そう言って和生は車を走らせた。





車の中の 音楽はレゲエが流れていた………


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