馬鹿バッカ!俺高校生!
『ちょ゙っと〜何腰抜かしてる゙の゙よぉ〜』


そっその声は…


サ…サユリ…


イヤッ!!そんな訳ない!!


サユリは外にいるはずだし中にいる訳ない!!


俺が今見たのはまさしくお化けそのもの!!


俺はユックリ目を開けた…………






『ヒィィーやっぱりお化けぇ――!!』



『誰がお化けよ゙!!!!!サユリよ゙!!』




…………ヘッ!?


『サッ…サユリちゃんなのか?』



『そぉ゙よ!!他に゙誰がいるの゙よ!!ヒドイよお化けと間違える゙なんて!!』


『でもどぉして君が病院の中にいるんだい…?』


『何言ってる゙のよぉ〜私トイレ探しに行くって行ったでしょ゙〜』


『でも君すぐ帰ってきたじゃないか!!』


『そん゙なわけないでしょ女の子なの゙よ私!!』


確かに!!今思えばそぉだ!!

あんなに早くトイレから帰って来れる訳ない…


だったらあの時一緒にいたサユリは……


ハッ!!


もしかして!!


俺は写真をポッケから出し光をあてて見た!!


こっこれは!!


俺と診察室の文字だけしか写ってない!!


あっちがお化けだったのか!!


どぉりで可愛く見えた訳だ……


俺はサユリの方が数倍お化けに見えていた
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