馬鹿バッカ!俺高校生!
今思うとサユリより怖いリアルお化けはいないと思う

逆にさっきのお化けなら一緒にいても全然平気なくらいだ…


俺は写真には写ってなかった彼女を


そっと心のネガにしまった…


なんて詩人なんだ俺は…


どこかの商店街で詩でも書いて並べて売ろうかしら!!

パチモン(偽物)のアクセサリーを売ってる外人さんの隣辺りで…


するとサユリが写真に気付いた!!


『なに゙!?その゙写真!!まさかセイジ君…一人で写真撮ったの゙ぉ〜!!』


コェ〜なんて鋭いやつなんだ!!


『いやっ…ちゃんと写るか確認のために撮っただけだよ!!』



『なら…い゙…い゙…けどぉ〜』


お前は何様だっつぅの!!


俺は仕方なくまた病院の中に戻り


サユリと二人で診察室の前で写真を撮って病院を出た……

 ザッザッザッ

    ザッザッザッ



外に出て俺は地図を見た


『え〜…帰りのルートはこっちだな』


『なん゙か〜全然怖く無かったよ゙ね〜子供のお化けも゙出なかったし〜』


俺は十分怖かったよ!!君のお陰で言いたくないけど下半身は洪水だ!!


でも…俺はお化けは見たけど



子供のお化けじゃなかったなぁ……





まっいっか…
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