馬鹿バッカ!俺高校生!
『こっこれ゙って安産祈願のお守り゙…ヤダッ!!セイジ君…もしかして子供がどうとか言って……私…体弱い゙し一人くらい゙しか産め゙な゙いよ…でも嬉…しい…アタシ…ガンバル…』


げぇばぁぶぅ――――!!!



それはお前にじゃな―――い!!!



トシヒコに貰ったお守りなんだよぉ!!



『セイジ君…いやっ…セイジ…いやっ…ア・ナ・タ』


イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!!!


誰か!!こいつをどうにかしてくれ!!


『さぁ゙誓いの゙キスを゙してちょうだぁい!!ん゙ん゙〜』



ヒャァァ――――!!!!



バタン!!



んっ…どうしたんだ…


何だ!?


周りがザワついてるぞ…


俺はゆっくり目を開けた…


そこには気絶して倒れているサユリがいた


よくみるとキョンシーのお札が


サユリの右肩についていた…


きっと今頃になって効いたに違いない…


サロンシップのように…


とにかく、またトシヒコに助けられた


ザワザワザワザワ


なんだまだ皆ザワついてるのか!!


大丈夫!!皆のアイドルは無事だよ!!


んっ!!?


皆…俺にザワついてるんじゃない!!


じゃぁいったい誰に……


あっ!!アレは!!ハルキとマキキョだ!!!
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