馬鹿バッカ!俺高校生!
このお風呂のよさがわからないなんて


トシキは何もわかっちゃいないだな!!


俺はトシキを買い被り過ぎたのか!!!


んっ!!


でも……


おかしいな…トシキはそんなお風呂からすぐ出たがるチルドレンだとは思えない……


だとしたら…去年も来てるからもぉ飽きたのか…


イヤッそれはありえない…

だって一年もスパンを空けてるんだ!!


逆に去年出来なかった分今年やろうと思うはずだろ!!

元カレが今カレによく使う、俺が彼女にしてやれなかった分、お前にしてほしいんだ的な感覚さ!!!


第一にお風呂が嫌いならゴーグルなんて持って来ない!!


そぉだろ!?違うかい!?


じゃぁトシキはなぜお風呂を上がってしまったんだ…?


思い出せ…思い出すんだ!!

何かトシキに変わった様子はなかったか………………………




ハッ!!!!!


もっもしかして…あの時の

郷 ひろみのモノマネをした時じゃないのか!!


なんか言ってたよな火傷がどうとか……


それしか考えられない!!!


俺はトシキの所に行こうとした!!


『待て!!セイジ!!』


『なんだいトシヒコ!!』


『ちゃんと10数えてからだ』


『そっそぉだったね……』
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