馬鹿バッカ!俺高校生!
『トシキ!!とにかく早く足を冷やさないと!!』


『でも…ゲハッ…冷やす物がゲホッ…ない…』


クソッ急がないと!!火傷が体内に転移している


確かにここじゃ冷やす物がない…


どぉすれば…


そぉだ!!


部屋に戻ればアレがまだ使えるはずだ!!!


でも今のトシキはちゃんと歩けない産まれたての子羊(ラム肉)…


ここはドラマティクにトシキをおんぶってのどうだ!!


俺がやればさまになる!!


ましてやそんな友達想いな所を女子がみたらまた俺の株はうなぎ登り!!


俺バブル再来!!



俺高ドル安!!!



『トシキ!!俺に掴まれ!!部屋に戻れば足を冷やせる!!』


俺はカッコよく親指を立てた!!


『本当か!!でもいいのかセイジ…』


『当たり前だろ!!』


俺はトシキに近付いた


『ヨイショ…』


アレッ!?


何をしているトシキ…そこじゃないだろ!!


何をして……




『一度してもらいたかったんだコレ!!じゃぁセイジ、部屋まで頼むよ!!』


おいおい!!!


ちょっと待て!!


コレって…おんぶじゃなくて



お姫様抱っこじゃねぇか!!!!
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