馬鹿バッカ!俺高校生!
俺は食堂に着いても考えていた



豪華商品…いったいどんな商品なんだ…


考えれば考える程興味が湧いてくるぜ!!


『セイジ君』


誰だ?俺は声のする方に顔を向けた



ウッ!!!まっ眩しい…



『なっなんだ…エビゾウじゃないか…』


いつになくエビゾウの頭のテカリが尋常じゃない事に俺は気付いた



『セイジ君!!セイジ君!!聞いたかい?先生の話し!!』


フッなるほど、こんなハゲでも豪華商品に興味を持ってるんだな


『あぁ聞いたさ、1番最初に頂上に着いたやつに豪華商品くれるって話しだろ!!』


『そっ…そぉなのかい!!!』


『お前聞いて無かったのかよ!!』



『ハハハッ!!冗談だよ!!マイケルジョーダンだよッ』


『ウゼェ〜チョ〜ウゼェよお前!!』



『なんか照れるなぁ〜』



『ってか、ほめてねぇよ!!!』



『セイジ君その豪華商品の事知りたくないかい?』


『まっ…まさかエビゾウ知ってるのか!?』



『いやっ知らないよ』



『ってめぇ〜なんだそれ!!知ってるっぽい言い方しやがって!!!』


『メンゴメンゴ☆』


『何がメンゴだよ!!!!!』


俺はエビゾウのむなぐらを掴んだ


『セイジ、そんな事で体力を消耗していいのか?』


ハッ!!


誰だ!!!



『ト…トシヒコ…』
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