馬鹿バッカ!俺高校生!
サトラレか!!


でもサトラレにサトラレとは言ってはいけない


法律でそぉ決まってる


しかもこのヘィヤースタイルをセンター分けと見破る洞察力!


やはりただ者じゃねぇ


同じく俺も心の声を彼にぶつけた


『あっ、あなたのそのヘィヤースタイルは何と言うのですか?』


知らないのは恥ずかしい事じゃない、知ろうとしない事が恥ずかしい事なんだ


俺は恐る恐る尋ねた


『これかい、これはね、角刈りって言うんだよ』



かっかっカクガリ……



なっなっなっなんてジェントルな響きなんだ!!


素敵だ……


言葉を失う程に………


彼は素晴らしい!


そして


きっとこれは運命の出会いだ!!
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