馬鹿バッカ!俺高校生!
俺は思った!

どぉせ入学式なんて下らない儀式さ

ならばトシヒコの一人ババ抜き

しかと見届けようぞ!


おっう…滴り落ちる汗


溢れ出す脇水


自分の汗で溺れ死にそぉだ

そんな事とは裏腹に


トシヒコはドンドンペアを作っては重ねていく


まっまさか!


トシヒコは本当に最後に自分がババを抜く事を気付いていないんじゃないのか!

もし…もしそぉなら



命が危ない!!!


どぉする


トシヒコを助けるか!


いやっ俺になんか無理だ……


クソッ!!こんな事を考えてるうちにも


ババ抜きはドンドン進行しているんだぞ!!


頑張るんだ俺!!

なんのために今まで厳しい訓練をつんできたんだ!


俺は


俺は海猿なんだ!




バディーを救えない奴がどこにいる!!


そんな奴は本当の


海猿じゃねぇぇ――――――――

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