馬鹿バッカ!俺高校生!
『セイジ、合宿の日程表にはもぉ目を通したかい?』


『あぁ一通りはチェキしたよ』



『だったら話しは早い、合宿の二日目の朝のミッションを思い出してくれ』




『二日目は確か…そぉだ!登山だ!』



『そぉ!正解!チリンチリン』


トシヒコは自転車のベルを正解音にした


『もっもしかして!それで体力をつけていたのかい?』



『その通りさ!』




ヒェ―――――!!!




カッコイイよ!カッコ良すぎるよ!


だってそぉだろ!?


たかだか登山だぜ!


なのに電車じゃなく自転車でくるなんて!しかもわざわざ自転車の段切り換え装置を1番重たくしてまで学校にくるなんて!!




分かりやすく例えるならピッコロがフリーザの一回目の変身の途中まで重たい服を着たまま戦っていたのと一緒だ!
【ドラゴンボール25巻P15参照】


『スゴイなぁトシヒコは手を抜くと言う事を知らない男だな』


『それほどでもないよ!』

そぉいってトシヒコはやたら重たそうなカバンを自転車の後から降ろした



二泊三日でそんなに荷物がいるんだね



俺はちょっぴり不思議だった
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