馬鹿バッカ!俺高校生!
車内はいつの間にか木更津と化している



ハルキの歌声がそぉさせたにちがいねぇ



歌も上手いし


悔しいが曲のチョイスも最高だ…



一流のバーテンダーは客を一目見ただけでその気分に合わせて最高のカクテルをチョイスするという



まさにその事だな



今日の曲のチョイス


カクテルで例えるなら


ソルティードック!!!!


フッ


ハルキ…


君の事はもぉ日影のハルキなんて呼べないな



そしてハルキが歌い終わった


女子達の黄色い声援がとぶ


当然の事だがハルキを見る女子の視線は変わりやがった


クソッ!!


まずいな!!


このままの空気じゃ次唄うのが難しいぞ


俺にはマイマイクなんてない

どぉすればいい


どぉすればいいんだ


このままじゃ俺が日影の人間になってしまう!!!!!!





『セイジ!!どぉした!!次は俺達の番だぜ☆』



ピカ――――――!!!!!



うっ!!まっ眩しい…



なんだ!?この少女マンガのような煌めきは!!?



『トットシヒコ!!』


トシヒコはいつの間にか舞台衣裳に着替えていた



凄い!!


凄すぎるよトシヒコは!!!!
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