馬鹿バッカ!俺高校生!
どっどっどぉなってるんだ!?


スターどっきりか!!?


だとしたらやり過ぎだ!!


それともあやかしの仕業か!!!


イヤッ!


妖気は…


感じない!!



ハウワァ!!


補助席に目をやるとトシヒコは口を半開きのまま固まっちまって動かない


まるでターミネーター2の時の敵が液体窒素に包まれたかのよぉに



触れただけで崩れそうだ…



『ザワザワザワザワ』


女子が騒ぎだす



そりゃ女子はショックだろう


例えるなら


その昔、KAT-TUNの赤西君がメンバーを抜けた時以上に!!!!


だが1番ショックなのは


トシヒコ本人のはず



俺は我慢出来ずバスガイドにクレームを言ってやろうとマイクを握った!!



『セイジストップ!!』



『トットシヒコ!!気が付いたのかい!!』



『あぁ〜なんとかね、セイジ…これはバスガイドのせいじゃないんだよ』


『なぜだよ!!あいつが悪いに違いねぇ!!』



『悪いのは俺なんだ…』


『何を言ってる!!トシヒコは何も悪くないじゃ…』


『ちゃんと俺を見るんだセイジ!!!!』



『えっ!?』』


俺はトシヒコをちゃんと見た



『アァッ!!!!』
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