馬鹿バッカ!俺高校生!
トシヒコはローラースケートをはいていなかった………


こっこれは痛恨のミスだ!!


そりゃぁ入力エラーになるはずだ…



トシヒコは、そっとマイクを置いた


百恵ちゃんのよぉに…


『トシヒコ!!』



俺は止めようと手を延ばした


それを止めるトシヒコ


これぞ青い春!!



『いいんだセイジ…僕の時代は終わったんだす…』


俺は何も言えず

お口をYKK(チャック)するしかなかった



トシヒコはユックリハルキに話しかける


『ムッシュハルキ、僕の代わりに、君がここに(補助席)座ってくれないか?』


なっなんだって!!


そこは特別な人間が座る席!!


何も王位を譲らなくてもいいじゃないか!!


ハルキだって断るはずだ……


『その時がきたようだね』


腰をあげるハルキ



貴様〜!!何様のつもりだ!!



笑点のウタマロさんがエンラクさんの席に座るのにどんなに頑張ったと思ってるんだ!!!!


このおたんこなす!!!!



もしここに山田君がいたなら貴様の座布団は無い所だぞ!!!!!!




そしてハルキはまるでコンパの時の席替えタイムのようにさりげなくお目当ての席に移動した………。
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