三刀流―璃音―
団子を食べ終えた俺は鈴に頼んで屯所に案内してもらった。
『すまんな、鈴。またもや仕事中に迷惑かけて……』
鈴「いいのいいの!これくらいはさせてほしいわ!」
『………。』
鈴のご来光がまぶしくて直視できません。
鈴「あ、着いたわよ?」
『ふ~ん。ここが屯所か……』
目の前には木造の(あたりまえだが)大きな門と建物がドーンッと……
そう……、ドーンッと…………
―――――巨人が目の前を遮(さえぎ)っていらっしゃいます。ハイ。
なんだコイツ………
色気しまえや←
鈴に大迷惑だろこのノッポめ
?「おっ。お鈴ちゃんじゃないか!久しぶりだねぇ」
鈴「久しぶりですね!左之さん♪」
あれ?お知り合い?この色気ムンムンのノッポ野郎と?
?「隣の奴は誰?名前はなんつーのアンタ。」
そう言って俺のほうに目を向ける。
『………。』
?「?」