ヤンデレに死ぬほど愛されてます
午前中の授業が終わって、
お昼を食べに屋上に向かっていた。


「夢葉は、僕のこと好き?」

「…うん」

「愛してる?」

「…うん」

孝太郎と一緒に孝太郎が作ったお弁当を食べる。
これももう、日課になっていた。

「今週の土曜日さ、一緒に行かない?遊園地」

本当に不意だったから、びっくりした。

「嫌?」

「ううん。でも、どうしたの急に」

「え、夢葉忘れたの?」

少し考えて、あ、と思い出した。

「僕らの三ヶ月記念日だよ♪」

そういえば二ヶ月の時は、
孝太郎がケーキ作ってくれたんだっけ。

「楽しみだなぁ」

私が呟くと、孝太郎は嬉しそうに笑った。





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