ヤンデレに死ぬほど愛されてます
一、二時間目をサボって、三時間目が始まる頃に教室へ戻った。
隣の席の孝太郎の視線。

「夢葉、さっきはごめんね…」

「うぅん。私も、ごめん」

「お昼、一緒に食べよ?」

私は頷いて、教科書を開いた。



「雨宮、教科書見して」

前の席の男子が話しかけてくる。

「あたし…」
「俺が貸してやるよ」

私の言葉を遮って、教科書を貸す孝太郎。

「夢葉、教科書一緒に見よ」

「…うん」






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