私は意地悪彼氏が大好きです
ドキドキ。


「父さん」


「翡翠…」


私なんかが居て良かったのかな…


「父さんは、母さんの事、まだ愛してる?」


「っ…愛しているさ…もちろん」


「そう…なら、僕…兄貴と琉璃の事は?」


「もちろん、愛している」


橘くんは静かに頷いて、告げた。


「それだけ聞ければ十分。後は、父さんに任せる」


< 163 / 276 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop