私は意地悪彼氏が大好きです
「うっせぇよ」


と言って、普段見せないような笑顔を見せた。


か、かわ…可愛い…っ


「じゃ、また来るから」


「あぁ…そうだ。美琴ちゃん、ちょっと2人でいいか?」


え?私?


「……」


「…翡翠もそんな顔をするな。そんなんだと美琴ちゃんに嫌われるぞ?」


「…分かったよ。10分だけな」


そう言って、橘くんは席を外した。
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