私は意地悪彼氏が大好きです
「…何で……夜の1時に浪楼公園に行ったの?」


ビクッ。


思わず過剰反応してしまった。


「…夏井さん」


ギシッと音を立ててベッドに上ってきた橘くん。


「……た、橘くんが…“1時”って言ったから…夜の、1時…かなぁ?とか、思いまして、ですね…」


「……」


私の上に跨っているので、自然と睨まれているような感じになる。


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