私は意地悪彼氏が大好きです
な、夏井さん?


「あ、あら…すみませんね……」


そういうなりそそくさと帰って行った。


「夏井さん」


「ど、どうしたの…?」


ポンッと俺は夏井さんの頭を撫でた。


「助けてくれて、ありがとうな…怖かったよね」


夏井さんは今にも泣き出しそうだった。


「う、ううん…っ大丈夫だよ!翡翠くんが、頭撫でてくれてるもん!」


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