続・危険なキス
 
テストが終わって、さっそく息抜き!

と言いたいところだけど、今日は早速バイトが入っている。


テスト週間は、バイトを休ませてもらっていたので
テスト明け早々から、しばらくバイト漬け。


がんばろ。


少しだけ気合を入れて、靴に履き替えていると、ふいに携帯が振動した。



【今日、閉めまでだっけ?】



先生からのメッセ。

靴に履き替えて、歩きながら返信する。


【はい。
 22時までです】

【迎え行くから。
 いつものとこに車停めとく】


先生からの返信を見て、ついニヤけてしまう。


バイト先から家までは、決して遠くないけど
こんなふうに遅くなる日は決まって送り迎えをしてくれて……



だからますます好きになっちゃうんじゃん。



心の中で、つぶやいた。
 
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