続・危険なキス
 







「たまには、お前に襲われるってのも悪くないな」

「……」



事が終わって
急に我に返った。



「なんでお前、そっち向いてんの?」

「な、なんでもないですっ……」

「こっち向け」

「あっ……」


ばちっと目が合って、
熱がいっきに上昇する。


「すげぇ顔真っ赤なんだけど」
「だ、だって……」
「お前が襲ったんだろ」
「……」


確かにそうだ。



だけど……



先生、普通に戻りすぎてません?
 
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