続・危険なキス
 
「あ、あの………せんせい…?」


気が付けば、あたしを見下ろしている先生。


さっきまでの優しげな微笑みはどこにもなく
いつもの意地悪な笑みで……


「そりゃあな。
 女にあそこまれされたら……
 今度は返すしかねぇだろ」

「え……」


あそこまで、っていうのは……

えっと……
今、シテた……こと、だよね……。


だらだらと冷や汗をかいて
怯えた目で先生を見上げた。


先生の意地悪な瞳は変わらない。



「どこであんなこと覚えてきたんだか……」

「ぜ、全部先生ですよっ!」

「へえー」



ニヤニヤと笑い、そっと顎を捉える。



「今度は俺が抱く番」

「んんっ……」



そして、問答無用だと言わんばかりに
唇をふさがれた。
 
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