続・危険なキス
 

「これで、他の男も寄ってこねぇだろ」


「……」




無数に体に広がる花弁の数。


嬉しいけど
やっぱり悔しくて……



「あ、おいっ……」

「奏人も、生徒さん、寄ってこないね」



あたしは奏人の首に、自分の印をつけてやった。





独占欲が強いのは
お互い様。

 

      ~fin.~
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