続・危険なキス
それでもまた抜け出そうとする紫乃の体を、がっちりと後ろから固め、
絶対に離してやんない。
「……奏人…起きないと遅刻する」
「んー……」
「ちょっ……」
可愛くないことを言ってきたから、
首元に顔をうずめて、首筋を舐めてやった。
その途端、ピクンと反応する紫乃。
あ、やべ……。
スイッチ入った。
朝の男のスイッチなんて、入りやすい。
そんな一瞬の紫乃の反応で、もう紫乃の体を離すまいと決めた。
「奏人っ……」
つーっと舌先で首筋をなぞりながら
パジャマの裾から手を滑り込ませる。
下着を身に着けてないから、柔らかな膨らみにたどり着くのは容易だった。