続・危険なキス
「抵抗しねぇでいいの?」
「…っ」
わざと耳元でそんな言葉を言ってやると
途端に顔を赤くする。
あー…
なんかすげぇ可愛い。
忘れかけていた抵抗が再びやってきたけど、
そんなの俺の力なんかに敵うわけない。
その腕を取って
ニヤッと微笑む。
そして恥じらう紫乃の体を、めちゃくちゃに抱いてやった。
「ぁっ……っ」
俺の腕の中で、乱れるその姿は
何よりも綺麗だと思う。
「そういえば、今日サークルあるんだったよな」
「う、んっ……ぁっ…」
その返事を聞いて、
わざと見える位置に痕を残す。
見えない胸元にもちゃんと……。
「マーキング完了」
「もう……」
我ながら、本当に独占欲が強いと思う。