続・危険なキス
 
「紫乃」

「……何」



吹かしていた煙草を押し付けて、
寝転ぶ紫乃のもとへ寄る。



「愛してるから」



耳元で囁き、ついでに耳もカリッと甘噛みしておいた。



「…っ」



紫乃は頬を紅潮させて
涙目になりながら、さらに俺を睨んでる。





ああ……

もう1ラウンド開始だな。





俺の指が

紫乃の体をまさぐり始めた。





        ~fin.~
 
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