続・危険なキス
先生のスイッチを入れてしまったのはあたし。
本心だと、このまま先生の腕に溺れてしまいたい。
だけど……
「せん、せっ……
ここ、学校だからっ……」
「だから?」
あたしの突っ込みなんかには、まるで動じなくて
キスも愛撫も止まらない。
もうこのまま……
ピンポンパンポーン…
《湯浅先生、湯浅先生…
お電話が入っております》
「……」
「ちっ……」
小さな舌打ちとともに、
先生はあたしから離れた。