続・危険なキス
 
着いた公園は、暗い中でも街頭に照らされ綺麗で……
キラキラと流れる噴水が、ロマンチックと思われるほど幻想的だった。



「~~~」



踏み入れた先に、なんとなく聞こえる人の声。

駆けていた足をゆるめ、ゆっくりとその声のほうへ歩み寄った。



「いきなりごめんね……
 でもっ……」



その声の主は、静かな公園で響き渡る、かわいらしい美香さんの声で……



「もういいから」



その声を諭すように、静かに奏でる優しい声は



「美香……」



あたしの大好きな
先生の声だった。

 
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