先生大好き
私と恭子ちゃんはお互い家は反対方向だったから私はすぐ安藤先生と2人きりになった。

すごく気まずくて喋れなくて静かだったな。
しかも私の帰り道は田んぼ道だから余計に静かに感じた。

私の自転車は安藤先生が押してくれてた。
自分で押すって言ったのに何故か無視された。

私の家は着いたんだけど安藤先生は学校に車あるからまた歩いて帰らなきゃ行けなかったから2人で歩いて帰って車で送ってもらった。

やっぱり安藤先生でも危ないじゃん?
夜だし田んぼだし人いないし。
それは言い訳で少しでも長く先生と居たかっただけ。

車の中は無言で気まずいから私から話し始めた。

私「わざわざごめんね。」
先「べーつに。笑ってくれんねったらそれで良いわ」
私「心配かけてごめんな。明日からは多分笑ってると思う」
多分って何やろな。
先「そっか。何かあったら相談してきーや」
私「あっそーやさっき適当にかっこいいってゆったけどホンマにかっこいいしな」
先「ありがとー笑村田も笑顔可愛いよ。やし笑っときや」
ってか私も安藤先生も素直になりすぎ。
笑顔可愛いは多分お世辞だろな。
私笑顔苦手でかおひきつってるからな。
それでも褒められた私はただ嬉しいの一言だった
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