猫みたいな君

しばらくすると学ランに着替えた伊藤くんが
こっちへ向かって歩いてきた


『…帰るか』

『うん』


二人は体育館を出て自転車置き場へ向かった


『姫莉は歩き?』

『うん、家近いし』

『そっか』

『うん』

『『………』』





< 21 / 48 >

この作品をシェア

pagetop