猫みたいな君

帰り道



ドキドキドキドキ…



学校を出てからお互い何も話さず静寂が続いていた


でも

さっきからさりげなく車道側を
歩いてくれている伊藤くんの温もりや

それに多分、
私の歩くペースに合わせてくれてる優しさに


私の心臓はいつもより早く脈を打っている



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