猫みたいな君


意地悪なのに本当は優しさで溢れる君に
届けたい想いがあって

勇気がないからまだ直接言えないけど…
君の背中にそっと呟いた



『…好き…』





****





俺が角を曲がるまで見送ってくれるお前に
いつか伝えたいことがあるんだ


早く伝えなきゃって思うけど勇気がなくて
帰り道一人で呟いた



『…好きだ』






< 29 / 48 >

この作品をシェア

pagetop