猫みたいな君

『いや、いらないよ!?』

『何言ってんの!
真夏の夜に何があるかなんてわかんないでしょ』


なんてフフッと笑う親友は魅力的で

でも、萌々奈...何も起きないと思うよ...


なんて思ってる内に萌々奈は決めたみたいで
たくさんのランジェリーをカゴに入れていた


『そんなの...着けるの?』

『姫莉がね』

『いやいや、無理だよっ』


だってカゴに入ってるのは

真っ白でフリルをあしらったものが一つ

ピンクでリボンのついた甘いものが一つ

そして真っ黒でレースのついたsexyなものが一つ


しかも下は全て紐パン



『これはお揃いにしよ♪』


そう言って萌々奈が持ってきたのは

水色と白のレースがついた
シンデレラをイメージするようなランジェリー


『可愛い...』

『でしょ?これはプレゼントしてあげる』


結局一泊しかしないのに4つも買ってしまった

まぁ、一つは萌々奈にもらったんだけど


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